ご好評いただいております、渡辺眞工務店が施工したお家の特集!
今回はUB(ユニットバス)編です😊
ユニットバスとよく聞くけれど、一体どういったものなの?
と思いの方も多いのではないでしょうか?
ユニットバスとは、
あらかじめ浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツがセットで製造されており、
それらを施工現場で組み立てる浴室を指します。
つまり、壁・天井・床・浴槽が一体化している浴室です。
ユニットバスのパーツは全て規格品となります。
更に、名前がよく似ているシステムバスについては、名前が似ているのと同様でほとんど同じものとして扱われています。
(ユニットバスは浴槽のサイズや機能のオプションなどを選択できるため、システムバスとも呼ばれているのです!)
〇ユニットバスの種類〇
ユニットバスには「1点ユニットバス」「2点ユニットバス」「3点ユニットバス」の3種類があります。
・1点ユニットバス
浴室だけが独立しているタイプのユニットバスです。
浴槽と洗い場のみで構成されています。
一般住宅で採用されるのは、こちらが非常に多いです!
・2点ユニットバス
浴室内に洗面台もあるタイプのユニットバスです。
壁・天井・床・浴槽が一体化している空間に、洗面台も収まっているという事です。
・3点ユニットバス
浴室内に洗面台とトイレが収まっているタイプのユニットバスです。
ホテルや賃貸物件でもよく見かけることの多いユニットバスが、こちらのタイプとなります。
ただし、浴槽とトイレが同じ空間にあるため、誰か一人しか使用できないというデメリットがあります。
〇ユニットバスのメリット〇
以前の住宅のお風呂と言えばタイル貼りの浴室が多かったですが、今はユニットバスが主流となっています。
その理由は次の4点が挙げられます!
・掃除がしやすい
浴室内のパーツが一体化されているユニットバスは、つなぎ目に汚れが溜まりにくく、掃除も楽です。
水はけの良い床材にすることで、より掃除もしやすくなります。
・優れた気密性
ユニットバスは気密性にも優れています。
そのため、冬場でもお湯が冷めにくく暖かい空間を維持することが出来ます。
・小さいお子様やお年寄りでも使いやすいバリアフリーデザイン
脱衣室や洗い場の段差がほとんどないことや、浴槽がまたぎやすい低さになっていること、
滑りにくい床等、転倒防止のためのバリアフリーデザインが標準仕様となっています。
・工期が短く済む
パーツを組み立てるだけのユニットバスは、他の工法よりも工期が短く済むケースがほとんどです。
以上4点がメリットです。
メリットがあれば、デメリットもございます。
次はデメリットをご紹介します。
〇ユニットバスのデメリット〇
デメリットや注意点もございますので、確認していきましょう。
・規格サイズが設置スペースに収まらなければならない
箱型の規格サイズが決まっているユニットバス。
設置スペースに収まらないと設置することが出来ません。
ですが、天井の梁や屋根の傾斜、柱などの都合で設置できない等ある場合でも、
オーダーメイドのユニットバス商品があるので基本的には大丈夫ですが、
オーダーメイドなので、価格は上がりますので注意が必要です。
・設備の後付けが出来ないケースも
ユニットバスでは、工事が完了した後、新しい設備を追加したくても出来ないケースがあります。
新しい設備を追加するためには、天井や壁の解体といった大掛かりな工事を伴うことがあるためです。
また、パーツそのものが後付けに対応していないというケースもあります。
選択される際には、欲しい設備は全てあるかどうかをしっかりと確認して頂く必要があります。
・規格外の設備には対応していない
ユニットバスは、規格外のパーツや設備には対応していません。
そのため、ヒノキ風呂や猫足バスタブなどの特殊な形の浴槽を取り入れたいとご希望されましても、
対応商品の中から選ばなければなりません。
〇施工実例〇
では、早速施工させていただいたユニットバスをご紹介していきたいと思います。
・浴室暖房換気乾燥機付きのUB
今はどのメーカーにも備わっている「浴室暖房換気乾燥機」。
最近はほとんどのお客様が設置されることが多くなりました!
換気機能だけでなく、洗濯物が干せる乾燥機能や、お部屋を暖かくする暖房機能もあります!
天井面に機械が取り付けられており、浴槽の向きと平行に洗濯物を干すことが出来るハンガー掛けも設置されています。
共働きの方は天候を気にして外に洗濯物を干すことを懸念されることが多く、乾燥機能が付いているのを好まれています!
お子様やお年寄りが居られる家庭は、冬の部屋の温度差が激しいのを気にしておられることから(ヒートショック現象)、
暖房機能があることによって、健康リスクも回避できて安心安全にお風呂へ入ることが出来るので喜ばれていますよ😊
・カウンターが無いバージョン
最近はUBのお掃除のことを考えて、鏡の下に設置するカウンターや壁面に設置出来る収納棚を最初から設置されないことも多数おられます。
SNSなどの情報を見られて、シャンプー類は壁にくっつけて(マグネットが設置できる壁に、多くの方がくっつけておられます)浮かし、
カウンター下の水垢や汚れが溜まりやすい場所を無くして、お掃除がしやすいように考えておられるお客様が増えてきました!
不必要なオプションを削除してコストも抑えられ、メンテナンスもしやすくなるのでとても良いですね♪
・窓や鏡を設置されないお風呂
これまで戸建て住宅では、お風呂に窓を付けられないことはほとんどありませんでしたが(立地条件にもよりますが)、
コスト削減・メンテナンス・防犯面等を踏まえて、窓を設置されないお客様も増えてきています。
(マンションやアパートでは多く見られることから親しみがあるようで、若年層のお客様を中心に増えてきています。)
昨今は全ての材料が高騰しているために、工事費用が数年前よりグンっと値上がりしております💦
その為コスト削減を考える際に、工事の中でも金額が大きい窓工事の金額を減らすということをされることが増えているのが現状です。
鏡も鏡面部分がくすんだり、水垢が付いて汚くなったりすることを嫌がるお客様が増えてきて、設置されないこともあります。
・その他
壁の色柄はもちろん、水栓金具、浴室の形状、手摺の有無、床面の素材や色柄などなど・・・たくさんの種類がございます。
それぞれのメーカーによって特性が違うので、機能面をよく見て比較しご選択されることが一番です!
UBの種類やメリットデメリットをお伝えしてきました。
それぞれのご家庭によって、ご家族の人数やどのような生活なのか、
お風呂では何を重視しておられるか等、ご家庭に合った浴室の種類が変わってきます。
先程も申し上げた通り、メーカーごとに特性が違いますので、情報や知識を理解されて、ご検討されることが大切になってきます。
UBの耐用年数は15~20年と一般的に言われています。
この年数を目安に、年数の立ったUBや不具合が起きている浴室などは、思い切ってリフォームされてみても良いかもしれません。
ご相談承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい😌✨