今年度の冬は暖冬が続くとニュースで言っていましたが、やはり寒い日が続いていますね💦
先月末は大田市内でも雪が結構積もり、皆様もお家の雪かきや車の運転など、いろいろと大変だったと思います
そんな中、私は子供の行事で三瓶青少年交流の家へ行く機会があり、生まれて初めて物凄く立派な氷柱(つらら)を見ました!✨
三瓶青少年交流の家さんのHPより参照
写真のつららよりもすごーく大きくて、写真を撮っておけば良かったと後悔してしまった程、とても立派なつららでした!!(^^;)
皆様はつららをご覧になったことはありますか?昔の建物はつららができることが当たり前だったようです⛄
住んでいる地域や年齢などによって答えは様々だと思いますが、現在は昔に比べると見たことある人は少なくなってきたかもしれません。
それは、現在のお家の仕様が関係しているからなのです。
現在のお家の仕様は気密断熱処理がしっかりと行われていることが多く、
気密断熱処理が行われている場合には、つららの発生が無いからなのです!
それはなぜかと言いますと、つららが発生するメカニズムでお分かりになると思います!
つららが発生するメカリズムは、
軒に積もった雪を、家の壁面や屋根から漏れ出した暖気が溶かしてしまうという事です。
簡単に書きますと・・・✍
①お部屋の中の暖かい空気が上昇
②お家の屋根を下から温める
③屋根の上に積もった雪を溶かす
④溶けた水滴が水下ヘ流れる
⑤水滴が軒先で冷やされて氷になる
という一連の流れで、つららが出来ていきます。
屋根とお部屋の接地面の雪が溶ければ溶ける程、大きなつららが出来上がるという事になります!
昔のお家は隙間だらけで、家の中にいても隙間風が通るようなお家もあったと思います。
それに比べて、今のお家の仕様は高断熱高気密の仕様になっているお家が多く
(理由は過去ブログの「ZEH住宅とは・・・」をご覧ください)、家の中の空気が外に漏れださない仕組みになっているのです。
なので、昔のお家の仕様ではつららが出来やすく、今のお家の仕様ではつららが出来にくいようになっているからなのです。
最近のお家ではつららが発生しないメカニズムが分かって頂けたでしょうか?
大田市内でつららが出来る程の寒波が来ることは滅多にございませんが、
これから雪が降る際にいろいろな建物の軒下を見られると面白い発見があるかもしれません😊
ぜひ注目してご覧になってみてください✨