お手入れ方法 ~クロス(壁紙)~

  • 住まいのこと

綺麗に長く使用していくために必要なお手入れ✮

ブログでは以前、塗り壁に引き続きカーポートのお手入れ方法をお話しさせていただきました!

今日はその第3段!今回はクロス(壁紙)編でございます😄

ほとんどのお客様のお家に、施工されているといっても過言ではないクロス!

今回はそちらのお手入れ方法をご紹介させていただこうと思います🎵

 

クロスをいつまでも綺麗な状態を保つためには、その種類によってお手入れ方法は違います!

種類別にご紹介していきたいと思います😊

 

 

・普段のお掃除方法

床を掃除する前に、はたきを使ってホコリを落としていきましょう。

壁紙の種類によっては表面の凸凹が激しいものもあります。

その場合はホコリが溜まりやすいので、そのままにしておくと溜まっているホコリが湿気を吸い取り

カビの原因にもなりますので、定期的に掃除をされると良いと思います!

 

・汚れが付着したら

~一般ビニルクロスの場合~

飲食物や調味料などの汚れは、直ちにスポンジや布類で汚れを吸い取るように拭き取ってください。

その時のスポンジや布類はかたく絞ったものをご使用ください。

それでも落ちにくい場合は中性洗剤をご使用されると効果的です。

拭く際には、つなぎ目に逆らわないように気を付けながら、丁寧に拭き取る等にしてください。

最後に必ず綺麗な水で濡らした布類で表面の汚れや洗剤を拭き取ってください。

※注意!

つなぎ目に水分が入ると剥がれやすくなってしまうので、ご注意ください。

強い洗剤(シンナーなどの有機溶剤)は変色や表面破損の原因になります。

ご使用しないでください。

 

~フィルム汚れ防止クロスの場合~

日常の汚れは、かたく絞ったスポンジや布類で水拭き。

落ちにくい場合は、中性洗剤や消毒用アルコールをご使用ください。

その時に表面に残った洗剤等は変色の原因になりますので、

最後に必ず綺麗な水で濡らした布類で表面の汚れや洗剤を拭き取ってください。

※注意!

つなぎ目に水分が入ると剥がれやすくなってしまうので、ご注意ください。

 

  ~油性マジックやボールペンがついた場合~

アルコール消毒をしみこませた布類で拭き取ってください。

強い洗剤等の種類によっては変色を起こしてしまう可能性がございます。

必ず、あらかじめ壁面の目立たない所で試してからにしてください。

  ※注意!

これは一般ビニルクロス・珪藻土クロスには対応できませんので、お気を付けください。

 

~珪藻土クロスの場合~

珪藻土クロスは、力を入れて拭き取ると表面が破損してしまう原因になります。

更に、一度水汚れが染み込んでしまうと落とすことが出来ません。

もし水汚れが付いてしまった時には、すぐにティッシュペーパーや乾いた布等で吸い取るようにしましょう。

手垢などの少しの汚れは白い消しゴムで落とすことが可能です。

※注意!

水分が付いた布等で表面を擦ると剥がれの原因になります。

汚れが目立つ場合はかたく絞った布類で、汚れの部分をポンポンと叩くように拭き取ってください。

 

 

・剥がれてきたクロスを直すには

部分的に剥がれているのであれば、ごみやホコリを取り除いた後に、

クロス裏に文具用のノリや木工用ボンドを、はみ出さないように塗布して貼り付けてください。

(はみ出してしまうと跡に残りやすくなるので注意が必要になります)

ただし、経時変化によりクロスが硬化している場合や、

家具などの擦れ等によって生じたひっかき傷や破れなどもは、部分的な補修では対応が難しくなります。

その場合は貼り替えをおすすめいたします!

 

以上がクロスのお手入れ方法です✨

基本的にはかたく絞ったスポンジや布類で汚れを落としていくようになりますが、

クロスの種類によって取り扱い方が違うので、ご注意してくださいね😌

次はクロスを取り扱う際の注意点を書かせていただきます!

今のお家での様子と照らし合わせながら見てみてはいかがでしょうか😁

 

・クロスの取り扱い注意方法

クロスの基本的な取り扱いの注意方法です!

下記の内容を注意して頂くと、綺麗な状態で長続きします😊

①新築・リフォーム後は毎日の換気を欠かさずにすること

近年のお家は気密性能が高いお家が多い為、施工時の臭いが残っている場合があります。

その為、入居後の一週間程度は十分に換気を行ってください。

②換気・除湿で結露を防ぐ

結露はクロスのシミやカビ、剥がれの原因となります。

結露を抑える方法は、換気を十分にして室内の湿気を外に排出するように心がけてください。

特に、浴室や脱衣室、キッチンなどの水回りのお部屋には湿気がこもりやすくなるので、

換気扇や除湿器を設置することをお勧めします。

③直射日光からの保護

直射日光に当たると、紫外線によって壁紙の色あせや劣化が進みやすくなります。

お部屋を使用していない時には、カーテンやブラインド等で日光を遮るように心がけてください。

④高温・熱風を避ける

熱により壁紙が変形・変色することがあります。

ストーブや暖房器具の熱風が直接当たる場所や、キッチンのレンジや照明器具のすぐ近くなど、

高温になる場所への仕様は避けてください。

⑤粘着テープを貼らない

セロハンテープやガムテープなどの粘着テープ類は、粘着剤がクロスに移行して変色や汚れの原因になる上、

剥がす時にクロスを破損させることもあるので使用しないでください。

⑥薬品や化粧品などを付着させない

スプレー式の薬品(殺虫剤・塗料・化粧品など)を吹付けたり、傷薬などの医薬品や口紅などを付着させないでください。

種類によっては変色することがあります。

⑦家具を壁面に密着させない

家具の塗料や材料であるベニヤの色素がクロスに移行することによって、変色を起こす場合があります。

家具とクロスの間には隙間を設けるようにしてください。

⑧たばこの煙、油汚れには注意

たばこの煙やキッチンの油煙短時間で壁紙を黄色く変色させ、頑固な汚れとなってこびり付きます。

たばこを吸う時やお料理をする場合は、室内の換気を行うようにして下さい。

⑨落書きをしない

お子様の落書きには十分に注意してください。

一般的なクロスでは油性のマジックやクレヨン、ボールペンなどの汚れを落とすことが出来ません。

汚れが付きやすい場所は「汚れ防止クロス」をお使いいただくと便利です。

 

以上がクロスのお手入れ方法&取り扱いの注意でございました。

普段のお掃除の時には、あまり気にもかけないクロス(壁紙)。

綺麗に長く保とうと思うと、こういう手入れ方法&取り扱い方法が必要になってまいります!

普段のお掃除のひと手間をかけて、ぜひお掃除なさってみてはいかがでしょうか?