足触りや質感、見た目にこだわられる方は選択される割合が多い「無垢板フローリング」!
憧れるけど無垢板(無垢材)ってメンテナンスが大変そうだな~と思われる方もおられるのではないでしょうか。
お手入れ方法が分からないと、採用することも難しくなってきますよね・・・😫
そこで今日は無垢のフローリングお手入れ方法をお伝えいたします✨
まずはじめに、無垢フローリングの塗装方法には種類があることをご存じですか?
塗装の種類によって、見た印象も異なり手入れ方法も違います!
代表的な2種類の塗装方法をご紹介させていただきます😆
①浸透系塗料
木の内部に塗料が浸透するタイプの塗装方法です。
自然由来のオイル・ワックスなどが使用され、木そのものの特性が損なわれない点がメリットです!
逆にデメリットは傷や汚れが付きやすいので、気を付けていかなければなりません😌
②造膜系塗料(コーティング系塗料)
木の表面に膜を張るタイプの塗料を使用した塗装方法です。
ウレタン塗装やUVウレタン塗装が多く使用されます。
膜によって光沢が生まれ、浸透系塗料に比べると水や汚れに強い点がメリットです!
ただ、木本来の特性は薄れてしまうことがデメリットです。
以上が無垢フローリングを塗装する塗料の種類です。
無垢フローリングを施工させていただく際には、
①、②それぞれメリットデメリットを知ってもらったうえで、お客様に塗料を選んで頂きますよ🎵
さて、種類を知っていただきましたので、
いよいよお手入れ方法についてお話しさせていただきたいと思います😊
浸透系塗料のお手入れの仕方
・再塗装の頻度・場所
浸透系塗料の自然オイル仕上やワックス仕上は、月日が経つと油分が失われていきます。
その為、定期的に再塗装をする必要が出て参ります!
「何回も塗り直さないといけないの~?😫」と思われるかもしれません、
ただし、その頻度は年に一度を目安に普段よく歩く場所、水回り周辺等
気になる点のみを再塗装すれば大丈夫と言われています✨(全体的にしなくても良いのですね~♩♩)
「年に一度再塗装しないといけない」と思うと面倒に感じる方も多いと思います。
ですが、一般的なフローリング(複合フローリング)でも再塗装が必要となります!
ほとんどの商品が半年~一年程度の間のワックスがけが推奨されているそうです。
つまり、どちらのフローリングも手間は変わらないということになりますね!
・汚れや傷がついてしまった場合
汚れや傷がついてしまった場合、その部分を削って再塗装をする。以上で簡単に補修出来ますよ😄
複合フローリングでは汚れや傷がついてしまった場合、張替えが必要となってきます。
この点では無垢フローリング(浸透系塗装)の方が手入れしやすいと言えます😊
造膜系塗料のお手入れの仕方
・再塗装のこと
表面がウレタン塗料などの膜で覆われているので保護された状態になっています。
なので、基本的に再塗装や特別な手入れは必要ありません!
日々の掃除だけで十分きれいに保つことが出来ます✨✨
他のフローリングと同様に、年に一度程度のワックスがけをされるとより美しさを保つことが出来ます🎵
・汚れや傷がついてしまった場合
基本的に傷や汚れが付きにくいですが、万が一傷がついてしまった場合には目立ちやすいというデメリットがあります。
こうした場合はご自身で補修することが難しい為、複合フローリングと同様に部分的な張替えが必要となってきます。
普段のメンテナンス方法
特別なメンテナンスは不要です。
普段のメンテナンスのみで十分!そしてとっても簡単です🎵
・浸透系塗料
浸透する塗料で塗装した無垢材は木の特性をそのまま活かしている為、吸水しやすいという特徴があります!
なので、水拭きは避けた方が良いでしょう。
掃除機やクイックルワイパーなどをかけた上で、汚れが気になる箇所のみ乾拭きすれば大丈夫です🙆
もし、液体をこぼしてしまった時には素早く乾拭きをしましょう!
・造膜系塗料
造膜系塗料の場合も基本的には、掃除機や乾拭きでの掃除がお勧めです。
比較的、水に強い為硬く絞った布であれば水拭きしても大丈夫です!
但し、フローリングの内部は水に弱い無垢板です。
水を大胆に使用したモップ掛けのような過度な水拭きは止めておいた方が良いでしょう。
まとめ
無垢板フローリング、それぞれの塗装方法によってお手入れ方法をお伝えさせていただきました。
「お手入れが大変そう!」と思われた方も、考えが変わられたのではないでしょうか?
実は、どのフローリングも通常と変わらないお手入れ方法で十分であることがお分かりになられたことでしょう。
無垢板フローリングを諦められた方も、もしかしたら「やっぱり採用する!」と採用されるかもしれません😊
ぜひ、今回のお手入れ方法を踏まえた上で、フローリングのご検討をされてみてはいかがでしょうか?